投資信託とは、プロの運用者が選んださまざまな資産に分散して投資することができる金融商品です。
投資信託を上手に活用すれば、自分で株や債券を選ぶよりも効率的にリターンを得ることができます。
しかし、投資信託にも様々な種類や特徴があり、どれを選ぶかによってリスクや手数料も変わってきます。
そこで、この記事では、投資信託の基礎知識から、選び方や活用法まで、7つのステップをご紹介します。
これらのステップを踏めば、あなたも勝てる投資家に一歩近づくことができるでしょう。
【目次】
-ステップ1:投資信託を知る
-ステップ2:投資信託のメリット・デメリット
-ステップ3:投資信託の種類
※残りは次の記事でご紹介します
ステップ1:投資信託を知る
まずは、投資信託とは何か、どういう仕組みで動いているかを理解しましょう。
投資信託とは、多くの人がお金を集めて一つの基金(ファンド)を作り、その基金をプロの運用者(ファンドマネージャー)に任せて運用することで、その利益(分配金や売却益)を分け合う仕組みです。
つまり、投資信託は、あなたが直接株や債券などに投資するのではなく、プロに任せて間接的に投資することになります。
そのため、あなたは自分で銘柄やタイミングを選ぶ必要がありませんし、少額からでも多様な資産に分散して投資することができます。
また、プロが常に市場動向や経済情勢を分析して最適なポートフォリオを組んでくれるため、あなたは日々の値動きに一喜一憂する必要もありません。
ただし、投資信託にもリスクがあります。市場が下落すれば基金の価値も下がりますし、ファンドマネージャーの判断ミスや不祥事もあり得ます。
また、投資信託には手数料がかかります。基金を買うときや売るときには売買手数料がかかりますし、基金を保有している間には運用報酬や信託報酬などがかかります。
これらの手数料はあなたのリターンから差し引かれるため、注意が必要です。
ステップ2:投資信託のメリット・デメリット
次に、投資信託のメリットとデメリットを整理しましょう。
投資信託のメリットは以下の通りです。
– プロに任せて間接的に投資できるため、自分で銘柄やタイミングを選ぶ必要がない
– 少額からでも多様な資産に分散して投資できるため、リスクを低減できる
– プロが最適なポートフォリオを組んでくれるため、市場動向や経済情勢に対応できる
– 基金の価値は毎日公表されるため、透明性が高い
– 基金の売買はネットや電話で簡単にできるため、手軽で便利
投資信託のデメリットは以下の通りです。
– 市場が下落すれば基金の価値も下がるため、損失を被る可能性がある
– ファンドマネージャーの判断ミスや不祥事があれば基金の価値が暴落する可能性がある
– 手数料がかかるため、リターンが減少する
– 基金の種類や特徴が多岐にわたるため、自分に合ったものを選ぶのが難しい
投資信託にはメリットとデメリットがありますが、それらを理解して自分の目的やニーズに合わせて選べば、有効な投資手段となります。
ステップ3:投資信託の種類
まずは、投資信託の種類を知ることが大切です。
投資信託には大きく分けて、株式型、債券型、バランス型、マネー型などがあります。
株式型は株式を主な対象としたもので、リターンが高い反面、リスクも高いです。
債券型は債券を主な対象としたもので、リターンは低いですが、リスクも低いです。
バランス型は株式と債券をバランスよく組み合わせたもので、リターンとリスクの中間です。
マネー型は現金や短期金融商品を主な対象としたもので、リターンは非常に低いですが、リスクもほぼありません。
これら以外にも、国内外や業種やテーマなどに特化した投資信託もあります。
自分の目的や期間やリスク許容度に合わせて、適切な種類の投資信託を選びましょう。
ステップ4:投資信託の始め方・買い方
次に、投資信託を始める方法と買う方法を見ていきましょう。
投資信託を始めるには、まずは口座開設が必要です。
一般的な始め方・買い方を下記にまとめてみました。
・口座開設はインターネットや銀行などで行うことができます。
・口座開設時には本人確認書類や振込口座などが必要です。
・口座開設後は、自分が選んだ投資信託を申し込むことができます。
・投資信託を買う方法には、一括購入と積立購入があります。
・一括購入は、一度にまとまった金額を投資する方法です。
・積立購入は、毎月や毎週など定期的に少額を投資する方法です。
・一括購入は、タイミングによってリターンが大きく変わる可能性があります。
・積立購入は、タイミングに左右されずに平均的な価格で購入できるメリットがあります。
自分の資金状況や目標額に合わせて、適切な買い方を選びましょう。
以上、投資信託の7つのステップのうち、ステップ1~4についてお話ししました。
次回は、ステップ5~7についてお話しします。
投資信託は、自分に合ったものを選び、買い方も工夫すれば、勝てる投資家に近づくことができます。